PTAにも公表しなかったのも、アルマーニに口止めされてたから言う和田さんww

もともと、「名の通ったブランドと協力したほうがいい」と考えていた校長は、2015年の夏から秋にかけて、銀座にある一流ブランドに声をかけ始めた。

最初に話をもちかけたのは「おそらく......バーバリーさんかと思います。相談というより、電話をして...。学校の標準服を請け負ってくれるような組織はありますかと、そんなような依頼をしたと記憶しているんですけども...」。

「バーバリーさんとシャネルさんに連絡したかなあと思う。エルメスさんにも連絡したかなという気がしています」。

そう、校長は語った。

いずれも、世界に名だたる高級ブランドだが、交渉は校長が直接電話をかけたのだという。こうしたブランドからは「お話しとしてはわかりました。お待ちくださいといって、そのままのところがほとんど」だったという。

また、松屋や三越にも相談。三越には「できませんと、お断りされました」と話した。

アルマーニはどうだったのか?
ただ、アルマーニについては、知人を通じて紹介を受けた社員に連絡。この社員が学校を訪れたことから、交渉が始まったそうだ。

交渉は、校長が「一人でやっていた」という。

アルマーニとの交渉は、日本の支社が本社(ミラノ)にひとつひとつ確認を取りながら進めるため、「ダメになるかと思うぐらい時間がかかった」と校長は語る。

校長はしかし、2017年の夏前までは、教育委員会に事態の経緯を報告しなかった。PTA役員などに説明したのも、「おおよそのことが決まってから」(校長)だった。
その理由については、「アルマーニから、ハッキリしない話は外には出さないでくれと言われていたので、話ができなかった」と、校長は釈明した。