“公海サンマ”一部国内流通へ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005129361.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

サンマ漁がほぼ半世紀ぶりの記録的な不漁になったことを受けて、
漁業者でつくる業界団体全さんま=全国さんま棒受網漁業協同組合は、
北太平洋の公海=公の海で取り、すべて輸出に回してきたサンマの一部を、
ことしから国内に流通させる方針を決めました。

北太平洋の公海では、おととし禁止となったロシアの排他的経済水域での
サケ・マス流し網漁に代わる漁業の1つとして、サンマ漁が5月から7月にかけて行われていて、
去年の漁獲量は7000トン余りに上りました。

公海で取ったサンマは、国内に流通させると価格の下落を招くとして、
これまではすべて輸出に回されてきましたが、去年、全国のサンマの水揚げが
ほぼ半世紀ぶりの記録的な不漁になったことを受けて、全さんまは、
ことしから一部を国内に流通させる方針を決めました。

全さんまでは、2月中に具体的な事業計画を水産庁に提出して承認を得ることにしています。

全さんまは「根室市内の水産加工会社などから原材となるサンマを求める声が強まっている。
流通量は需要を見極めながら調整したい」
としています。

02/12 12:28