今月3日、飯田市の総菜店が作った巻きずしを食べた男女7人が下痢やおう吐などの症状を訴え、便からノロウイルスが検出されました。
調理を担当した総菜店の従業員からもノロウイルスが検出されたことから、県は巻きずしが原因の食中毒と断定しこの店を12日から3日間の営業停止処分にしました。

県によりますと、今月3日、宴会の食事として出された飯田市の総菜店「かどや」が作った巻きずしを食べた12人のグループのうち、20代から50代までの男女7人が翌日から下痢やおう吐などの症状を訴えたということです。
このうち2人は医療機関で診察を受けましたが、入院した人はおらず、現在は全員が快方に向かっているということです。
県の飯田保健所などが調べたところ、患者6人と総菜店の調理を担当する従業員の便からノロウイルスが検出されたことから、県は巻きずしが原因の食中毒と断定しこの店を12日から14日までの3日間の営業停止処分にしました。
総菜店は、今月9日から営業を自粛しているということです。
県によりますと、今年度は今回を含めて9件の食中毒が発生しているということで、十分な手洗いや調理道具の殺菌などを呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180213/1010002032.html