東京・銀座にある東京都中央区立泰明小学校(和田利次校長)が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインを監修した標準服を新1年生から導入することについて、菅義偉官房長官は13日の記者会見で、「保護者の負担が過剰にならないように留意していただくというのは常識だ」と述べ、疑問を投げかけた。

 菅氏は「制服のあり方については各学校において適切に判断されるものである」としたうえで、「保護者とよく話をされて決めていくなど、保護者が納得された上で進めていくことが必要ではないか」と強調。保護者らから上がっている「高額すぎる」との批判に理解を示した。

 同校の新標準服は、上着など基本の一式で4万円を超え、在校生が着る現標準服の2倍以上になる。

2018年2月13日23時24分
朝日新聞デジタル
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