息子を装うウソの電話で72歳の女性から現金300万円をだまし取ったとして、都内に住む19歳の少年2人が逮捕された。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・大田区と世田谷区の専門学校生の少年2人。
警視庁によると2人は去年9月、神奈川県に住む72歳の女性に対し、「助けてお母さん。会社の女性に手を出してしまい、示談金として300万円を渡すのに会社の金に手を出してしまった」などとウソの電話を数回かけ、現金300万円をだまし取った疑いが持たれている。

2人は少年らによる詐欺グループの一員で、1人が指示役、もう1人が伝令役として現金の受けとり役などの別の少年らに指示を出していたという。
だまし取った金を巡ってグループ内でトラブルになった際、別のメンバーに脅された伝令役の少年が警視庁に相談したことから事件への関与が浮上したという。
調べに対し指示役の少年は容疑を否認、伝令役の少年は容疑を認めているという。

2/14 12:37
日テレNEWS24
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