◆スバル次期WRX STIはEJ20型エンジン廃止、開発中のFA20型DIT高出力版を搭載

◇WRX S4とWRX STIのフルモデルチェンジは2019〜2020年頃予測

次期WRXのデザインスタディモデル、VIZIV PERFORMANCE CONCEPTが東京モーターショー2017でスバルブースのメインを飾った。
その後、東京オートサロン2018では、WRX STIを予告するVIZIV PERFORMANCE STI CONCEPTが発表され、次期WRXに向けてのプロモーションがスタートしている。

(写真はVIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT)
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現行WRXシリーズは2014年のデビューであったから、2019〜2020年あたりのフルモデルチェンジが想定される。
通常のWRX S4とハイパフォーマンスのWRX STIといった2系統のラインアップ構成も継続されるだろう。

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次期WRXからスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用されるのは当然の流れ。
コンセプトモデルでは現行WRX比で+80mmのホイールベース延長となっていたが、ロングホイールベース化は市販モデルでも反映されると考える。

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◇次期WRX S4/STIに搭載されるエンジンは新開発ターボエンジンに一新、EJ20型は廃止

次期WRX S4に搭載されるエンジンは、新開発1.8L DITとなる。
これはスバルが2019年の発売を予告していたユニットであり、次期WRXの発売予想時期と重なる。
トランスミッションはおそらく8速のトルコンATが採用され、現行のリニアトロニックCVTから変更となる。

(写真はVIZIV PERFORMANCE CONCEPT)
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(写真は現行WRX STI S208)
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次期WRXについては、トヨタからTHSUの技術供与を受けて、ハイブリッド化されるという予想もあったが、これは実現しそうにない。
新開発ボクサーターボエンジンのみのラインアップとなりそうだ。

自動車リサーチ 2018/02/12
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