ハリセンボンが海岸で大量死 寒さで活動鈍ったか
2月14日 19時13分
福岡市と隣の糸島市にかけての海岸で、フグの仲間のハリセンボンが大量に打ち上げられているのが見つかりました。専門家は「きのうまでの寒さで活動が鈍り、打ち上げられたのではないか」と話しています。
大量のハリセンボンが見つかったのは、福岡市西区から隣の糸島市の二見ヶ浦にかけての海岸で、砂浜の上に点々と打ち上げられて死んでいるのが確認されました。
福岡県水産海洋技術センターによりますと、ハリセンボンは温暖な海に生息していて、これまでも冬に大量に打ち上げられたことがあるということです。
センターの濱田弘之研究部長は「福岡市沖の玄界灘では数年に1度、冬、ハリセンボンの大群が集まることがあり、きのうまでの寒さで活動が鈍り打ち上げられたのではないか」と話しています。