https://www.cnn.co.jp/world/35114711.html
(CNN) 豪州南部で森林火災が猛威を振るい、地元消防によると14日までにおよそ12万5000ヘクタールが焼失した。
CNNの気象担当者は、衛星画像で煙の広がる様子がとらえられていることを確認した。

南オーストラリア州の人里離れた地域で火災の発生が報告されたのは8日。
地元の消防当局は11日のフェイスブックへの投稿で、その週にかけて消火活動に奮闘している様子を伝えた。

気温の上昇で火の勢いが増すなか、現場には800人を超える消防士が配備された。
しばしば困難な状況での作業を余儀なくされるものの、ボランティアの人々が素晴らしい活躍を見せてくれているという。

ここまでの延焼面積は約12万5000ヘクタールと、シンガポールの7万920ヘクタール、ニューヨークの7万8300ヘクタールを
大きく上回る。

燃えたのは大半が雑木林や放牧地で、建物の被害などは出ていない。
消防当局は、場所によってはすでに鎮火にこぎつけたとしている。

火災の規模は大きいものの、現時点で地域社会に危険が及ぶ事態にはなっていないという。

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https://www.cnn.co.jp/storage/2018/02/14/c6be13d03b4185a340d8be542fcd2f87/south-australia-bushfire-photo.JPG