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2月15日 1時18分
14日のニューヨーク株式市場は、この日発表されたアメリカの消費者物価の伸びが市場の予想を上回り、長期金利が上昇したことから、ダウ平均株価は一時、100ドル以上値下がりしましたが、その後は買い戻しの動きも出ています。

14日のニューヨーク株式市場は、投資家が注目していたアメリカの先月の消費者物価の伸びが市場の予想を上回り、アメリカの長期金利が上昇したことを受けて、売り注文が先行して始まり、ダウ平均株価は一時、前日より100ドル以上値下がりしました。

その後は値下がりした銘柄を買い戻す動きも出ています。

一方、ニューヨーク外国為替市場は、長期金利が上昇したことで一段の株安への警戒感が広がり、ドルを売って比較的安全な資産とされる円を買う動きが出て、円相場は一時、1ドル=106円台に値上がりしました。

市場関係者は「アメリカの長期金利が先週、株価が急落した水準まで上がったため、投資家は警戒感を強めている。経済指標を見極めながら神経質な取り引きが続きそうだ」と話しています。