【ニューヨーク共同】交流サイトの米フェイスブックが身の回りの人々との交流を重視する「原点」に回帰する取り組みを強化している。友人や家族の投稿の表示割合を増やすのが柱。積極的な交流を促すことで、他人の発信情報を見るだけといった受動的な利用で感じることがある「ねたみ」などを回避する狙いもありそうだ。

 フェイスブックは昨年12月、ソーシャルネットワークの心理面への影響に関する分析結果を公表した。「(自分で投稿せず)他人の投稿を見るだけだと気分が悪くなりかねない」と指摘。投稿は日常生活の中での良い面を強調していることが多く、ねたみが生じやすいとの仮説を紹介した。

2018/2/14 17:43
共同通信
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