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2月15日 7時06分
北日本では断続的に雪が降り、北海道の多いところで積雪が3メートルを超えるなど記録的な大雪となっています。北日本では15日も断続的に雪が降る見込みで、気象庁は、積雪が多くなっている地域では交通への影響や雪崩、雪下ろし中の事故などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が北海道付近を通過し、冬型の気圧配置となっている影響で、北日本を中心に雪が降り、ふぶいているところもあります。

北海道幌加内町では14日午後10時に積雪が3メートル11センチと記録的な大雪になったほか、岩手県の一戸町奥中山では14日午後11時に1メートル28センチと、統計を取り始めてから最も多くなりました。

午前6時の積雪は、北海道幌加内町で3メートル1センチ、岩手県の一戸町奥中山で1メートル18センチとなっています。

このほか、午前6時の積雪は、山形県の大蔵村肘折で3メートル68センチ、福井県の大野市九頭竜で2メートル50センチ、北海道滝川市で1メートル54センチ、秋田県の仙北市角館で1メートル29センチ、福井市で85センチ、盛岡市で42センチなどと、北日本や北陸の各地で平年を大幅に上回っています。

冬型の気圧配置は次第に緩む予想ですが、昼前にかけて断続的に雪が降る見通しです。

また、大雪となっている北陸の平地では雨が降るところもある見込みで、雪どけが進むおそれもあります。

気象庁は、北日本を中心に積雪が多くなっている地域では交通への影響や雪崩、屋根からの落雪、それに雪下ろし中の事故などに十分注意するよう呼びかけています。