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2月15日 8時01分
アメリカ南部フロリダ州の高校で、14日午後2時半ごろ(日本時間の15日午前4時半ごろ)発砲事件があり、複数の死者が出ているほか、14人がけがをして病院で手当てを受けています。警察は、元生徒の男を事件に関わった疑いで拘束し、ほかに関わった者がいないか校舎などを捜索しています。

アメリカ南部フロリダ州のパークランドにあるマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で、14日午後2時半ごろ(日本時間の15日午前4時半ごろ)発砲事件があり、警察によりますと、複数の死者が出ているほか、14人がけがをして病院に運ばれたということです。

現地からの映像では、高校の周辺に警察や消防の車両が多数集まり、けがをしたと見られる人が搬送される様子や、生徒が避難する様子が確認できます。

警察は、高校の近くにいた元生徒の男を事件に関わった疑いで拘束し、ほかに関わった者がいないか校舎などを捜索しています。学校から避難した生徒は、地元メディアに対し、日本の中学3年生に当たる9年生のいる建物で発砲があったと話しています。

発砲があった時、教室にいたという生徒は「教室のドアに鍵がかかっていたため男は窓から10発以上発砲して生徒が撃たれた。2〜3分続いた」と話しています。

発砲事件があった高校は、フロリダ州の中心都市、マイアミから北に80キロほどのパークランドという町にあり、地元メディアによりますと、生徒数はおよそ2900人で、地域で最も規模の大きい高校だということです。