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2018年2月15日 6:16 発信地:中国
【2月15日 時事通信社】ハリス米太平洋軍司令官は14日、下院軍事委員会の公聴会で、「中国は急速に軍備を拡張しており、近いうちに(陸海空や宇宙など)ほぼ全ての領域で米軍と競合するだろう」と述べ、強い警戒感をあらわにした。

 ハリス司令官は、中国が極超音速兵器や宇宙・サイバー分野、人工知能など次世代技術に巨額の投資を行っていると指摘。「米国が後れを取れば、太平洋軍は将来、(中国の)人民解放軍との競争で苦戦するだろう」と警告し、米国も極超音速兵器の開発を進めるべきだと訴えた。

 一方、北朝鮮の核・ミサイルに対する防衛態勢に関しては「現在のところは十分な備えができている」としつつも、「3、4年後の能力を考慮すると、ミサイル防衛態勢を改善していかなければならない」と主張した。(c)時事通信社