https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180220/k10011336221000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

2月20日 16時12分
ピョンチャンオリンピックで連日、熱戦を見せているカーリングでは、ハーフタイムに選手たちが口にする果物などの「おやつ」にも注目が集まっています。

予選が始まった今月14日以降、中継映像には、女子の代表チームなどがハーフタイム中に車座になってバナナやイチゴを食べながら試合の作戦を打ち合わせる様子がたびたび映し出されました。

こうした休憩中の映像はたちまち反響を呼び、ネット上では「おやつタイム」というハッシュタグの付いた書き込みが相次ぐなど、話題を集めています。

NHKがハーフタイムだけを特集した動画をインターネット上に公開したところ、多いものでは再生回数が37万回を超えました。また、NHKの公式ツイッターには「体力的にも頭脳的にも糖が必要な競技ですもんね」とか、「フルーツを食べながらの作戦会議はほっこりします」などと、“おやつタイム”を楽しみにしている視聴者からの投稿が数多く寄せられています。

日本の選手たちの「おやつ」をよく見てみますと、女子は果物のほか、北海道の菓子メーカーが作るチーズケーキなどをほおばっていたほか、男子はようかんや栄養補助食品をおやつにしていました。また、海外のチームもバナナやチョコレートなど、さまざまな物を食べているのがわかります。

日本カーリング協会によりますと、この競技は試合時間が長く、見た目以上に体力を消耗するため、ハーフタイムには栄養補給や気分転換として糖分をとることが多いということです。

試合会場に持ち込める食べ物についてルールや決まりはなく、チームごとにコーチやトレーナーがおやつのメニューを考えて工夫しているということです。熱戦とともに、ハーフタイムにかいま見える選手たちの「おやつ」からも目が離せなくなりそうです。