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2月22日 19時17分
長野県上田市の60代の男性が先月から今月にかけて弁護士を名乗る男からのインターネットの未払い金をめぐるうその請求を信じて、現金130万円余りとネットバンキングのパスワードを表示する小型端末をだまし取られました。

男性の口座からは3700万円余りが引き出され、警察は詐欺事件として捜査しています。
先月中旬、上田市の60代の男性に「ネットの視聴料金に未払いがあるので必ずご連絡ください」というメールが届きました。

男性がメールに書かれていた連絡先に電話したところ、弁護士を名乗る男から「4つの会社から130万円の有料動画閲覧の未払い請求があり裁判になる」と言われ、およそ134万円を支払ったということです。

さらに今月上旬、弁護士を名乗る男から「4社のうち1社があなたの預金を差し押さえそうだ。国が財産を保護する制度がありインターネットバンキングの口座が必要だ」などといううその電話がありました。

男性は男の指示にしたがって、利用していたネットバンキングのパスワードを表示する小型端末を指定された東京の住所に郵送し、だまし取られたということです。
このあと男性の口座からはおよそ3770万円が引き出されたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。