http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180224/afr1802240007-s1.html

 通行人に跳び蹴りをするなどの暴行を加えて重傷を負わせたとして、宮城県警仙台中央署は23日、傷害の疑いで同市若林区と宮城県名取市の解体工の少年2人、岩沼市の無職の少年1人=いずれも(16)=を逮捕したと発表した。調べに対して3人は容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年12月9日午前0時ごろ、仙台市青葉区の地下鉄南北線広瀬通駅に通じる地下歩道で、帰宅途中だった泉区の飲食店従業員の男性(31)の背後から突然跳び蹴りした上、胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、全身打撲や頭蓋骨骨折、脳挫傷など、全治3カ月の重傷を負わせたとしている。男性は自力で帰宅し、病院で治療を受け命に別条はなかった。

 同署によると3人は知人同士。防犯カメラの映像などから少年らを特定したという。同区内では同様の被害がほかにも発生しており、同署が関連を調べている。