政府は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際に避難などを呼びかけるJアラート=全国瞬時警報システムについて、外国人旅行者が増加していることを踏まえて、英語や中国語などでも情報を提供できるようにすることにしています。

政府は、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、日本の領土・領海への落下や上空通過のおそれがある場合には、Jアラート=全国瞬時警報システムで避難を呼びかける緊急情報を発信しています。

ただ、緊急情報は日本語のみで発信されていて、各国の大使館などからは2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え、外国人旅行者が増加していることを踏まえて、英語などでの情報提供を求める声が出ていました。

これを受けて、政府は観光庁のスマートフォン向けアプリ「Safety tips」を活用し、早ければ来月から、英語や中国語、韓国語で情報を提供できるようにすることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/K10011343191_1802260038_1802260057_01_02.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343191000.html