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3月2日 6時47分
北海道苫小牧市の郊外の林道で、雪で動けなくなった車と救助に向かい動けなくなったロードサービスの車2台の合わせて4人が救助を求め、警察と消防などが捜索して3人は2日朝早く無事救助されましたが、もう1人は搬送先の病院で死亡が確認されました。

救助を求めていたのは、苫小牧市の郊外の林道で雪のため動けなくなった車の男性と、この車からの救助要請で現場に向かい動けなくなったロードサービスの従業員3人の合わせて4人です。

警察によりますと、このうち3人は動けなくなった車の中にいて無事が確認されていましたが、もう1人のロードサービスの20代の男性従業員は現場に向かった除雪車がなかなか到着しないため徒歩で捜しに行って動けなくなり、その後、連絡が取れなくなっていました。

警察と消防は自衛隊にも出動を要請し、林道に積もった雪を取り除きながら4人の救助に向かい、2日午前3時半に林道沿いで意識がない状態で倒れている男性1人を発見し、千歳市内の病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。
車の中にいたほかの3人は無事救助されました。

最初に動けなくなった車の男性はNHK苫小牧支局の20代の記者で、28日から休暇を取ってこの林道を車で走っていたところ雪で動けなくなり助けを求めていたということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。