伊東市八幡野地区の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置計画に反対する市民団体は3日、当初は3月上旬に予定していた市当局への不服申し立てについて、12、13日ごろに行う意向を示した。3日に同市生涯学習センター池会館で開いた会合で報告があった。

 不服申し立ては、市が2月15日に事業者に対して認めた事業許可に異議を唱える内容。想定より申立人の希望者が多く、組織を整える時間が必要という。一方、森林法に基づく県の許可判断を検討する森林審議会が3月14日に開かれる見通しのため、その前に実行に移すことを目指す。

 反対グループは許可取り消しを求める行政訴訟も検討している。現在、100人ほどが訴訟への参加を望んでいて、適格性の確認を経て原告団を結成するという。会合には地元住民約40人が出席。訴訟を担当する弁護士から、裁判の展開に関する説明もあった。



yahooニュース(静岡新聞) 3/4(日) 7:38配信
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