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 5月の大型連休前にも踏み切りたい考えだ。両党執行部が目指した国会での統一会派結成は、岡田克也・民進党元代表らの反対で頓挫しただけに、岡田氏らの対応が再び焦点になりそうだ。

 「このままの民進党では戦えない。理念や政策などの課題を乗り越えて新しい党を作っていきたい」

 民進党の増子幹事長は4日、高松市で開かれた党香川県連大会でこう述べ、希望との合流による新党結成に意欲を示した。増子氏は大会後、記者団に「新しい党名を浸透させるには1年は必要だ」と語り、来年春の統一地方選から逆算して、今春にも合流したい考えをにじませた。

 民進の大塚代表、希望の玉木代表もこの動きを容認しており、増子氏は希望の古川幹事長とともに、それぞれの党で調整に入った。党所属の国会議員と個別に会い、合流に参加するかどうか意向を確認している。民進の桜井充参院議員は、希望幹部らと会合を重ね、新党の政策を水面下で協議している。

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2018年03月05日 09時10分
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