2018.3.7 18:41
http://www.sankei.com/west/news/180307/wst1803070075-n1.html 

金塊計約36キロ(1億7165万円相当)を韓国から福岡空港に密輸したとして、福岡県警は7日までに、関税法違反(無許可輸入)などの疑いで住所不定、自称自営業のチェ・チョル容疑者(47)ら韓国籍の男女12人を逮捕した。「日本にただで行けて小遣いをもらえるという、甘い誘惑に乗ってしまった」などと容疑を認めている。

 県警によると、12人のうち運び役の7人は、新聞紙で包んだ金塊をズボンの後ろポケットに入れて入国。夫婦や友人同士の3組に分かれ、おのおのの報酬は約25万円だったという。残る5人は金塊の回収役とみられる。

 昨年11月以降、神戸、門司両税関と共に県警が内偵。福岡市内で運び役が回収役に金塊を渡すところを取り押さえた。

 逮捕容疑は2月1日、共謀して韓国・金海国際空港から福岡空港へ金塊を隠して持ち込み、消費税と地方消費税の納付を免れたとしている。

 福岡地検は7日までに、関税法違反などの罪で12人のうち8人を起訴した。