沖縄には、北山・中山・南山の3つに分かれた
三国時代があった。

中山の武寧王は、暴虐非道な君主で、豪族の巴志がそれに反乱を起こし倒した。
中山を掌握した巴志は、北山に侵攻。
北山の将軍・本部平原を裏切らせて、北山も占領した。
さらに南山も滅ぼして、三山を統一した。(1429年)

統一された琉球は、まわりの島々の支配に乗り出す。
(沖縄ではこれを侵略ではなく平定と呼んでいる)。

琉球への朝貢を拒否した石垣島に対して、征伐軍を送り、
石垣島の王オヤケアカバチを捕らえて反逆者として斬首した。
今でもアカバチは石垣島では英雄で、地元小学校で劇をやったりしてる。

石垣島が片付くと、次に狙われたのは与那国島。
ここはサンアイイソバという女王の国だった。
女王は話し合いをしようとしたが、琉球は軍を出して占領した。

奄美群島へも、何度も戦争を仕掛けて、ついに征服している。

沖永良部島は服従を要求されて、島之主一族が自害。
琉球の支配となった。

喜界島は、1450年から1462年までほぼ毎年攻撃を受け、
1466年尚徳王に兵3000で占領された。

1447年尚思達王に服従されられた奄美大島は、その後も反乱を起こし、
そのたびに鎮圧されている。