ここまで言われちゃ反論できないよね。

・兵庫医科大学名誉教授の欠田早苗氏(解剖学)
頭型の分布は朝鮮半島から渡ってきた人たちのルートを示していると考えるわけです。
大阪を中心とする近畿地方の人たちは、百済地方の人たちと匹敵するほど頭の形が丸い。
で、この(過)短頭の人たちは百済、対馬、瀬戸内沿岸とつながっています。

二重瞼の出現頻度(兵庫医大・欠田名誉教授のデータによる)
北海道73.2% 新潟県70.4% 三重県67.5% 奈良県58.1% 奄美諸島84.0% 南朝鮮42.1%

分離型耳垂の出現頻度(兵庫医大・欠田名誉教授のデータによる)
山形県70.5% 新潟県72.8% 三重県60.4% 京都府36.6% 奄美諸島77.24% 朝鮮32.62%

▽蒙古襞の出現頻度(欠田)
アイヌ男18.9% 女29.9%
新潟県 男34.8% 女45.8%
畿内地方 男47.7% 女65.2%
朝鮮半島南部 男女合計62.8%

私は縄文時代一万年をよくマラソンにたとえるんですが、最初は南九州がトップ集団を走るんです。
もう一つは関東で、これは最初から前期、中期、後期、晩期と、最後まで先頭集団を守ったベストプレーヤー。
東北は最初はだめですが、前期以降、先頭グループを走るようになる。
東部北海道は第二グループで、なかなか先頭に立てない。
一方、最初から最後まで後続集団に甘んじていたのが西日本です。
(小林達雄・新潟県出身の考古学者)

>畿内人はむしろ特殊な日本人で、周辺群こそ平均的な日本人である(埴原和)
>関東出土の縄文人骨の多くは頑丈で、西日本出土の人骨は小さい(小片保)
>東日本では動物性食料資源の捕獲や調理のための道具が発達し、西日本では植物性食料資源を利用するための道具が多い(赤沢威)
>実は本州を縦断して巨大なトレンチが掘られているのである。それは新幹線と高速道路の工事である。その工事に引っかかった(縄文時代の)遺跡を数えても、
>東日本は西日本に比べて圧倒的に多いのだ(佐原真)