去年6月、佐賀市の国道で乗用車が燃え、40代の女性が死亡した火事で、警察は、一緒に車に乗っていた女性の夫で、福岡市の人事院九州事務局の職員を自殺ほう助未遂などの疑いで書類送検しました。

去年6月、佐賀市三瀬村の国道で乗用車が燃え、助手席に乗っていた福岡市の40代の女性が死亡し、車を運転していた夫で、人事院九州事務局に勤める福岡市西区の30代の職員がけがをしました。

警察によりますと、乗用車のすぐそばから七輪と練炭が発見されたほか、夫婦からは睡眠導入剤の成分が検出されたということで、夫は、「妻が病気で悩んでいたため、2人でいっしょに死のうと現場に行った」と話しているということです。

警察は、夫婦が無理心中を図り、2人で睡眠導入剤を飲んだ上で、車内に置いていた練炭に火をつけたものの、苦しくなって1人だけ逃げ出したとみて、自殺ほう助未遂などの疑いで、13日、夫の書類を検察庁に送りました。

03月13日 18時15分
佐賀 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180313/5080000078.html