国有地売却問題 「ごみ報告書は虚偽」 業者証言「書かされた」 大阪地検捜査
会員限定有料記事 毎日新聞2018年3月16日 東京朝刊


 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、約8億円の値引きにつながった地中ごみを試掘した業者が、
ごみは実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成した、と大阪地検特捜部の調べに証言していることがわかった。

学園や財務省近畿財務局側から促された、という趣旨の説明もしているという。

値引きの根拠が揺らぐ可能性があり、特捜部は証言について慎重に事実確認を進めている模様だ。

 学園は2015年5月、大阪府豊中市に小学校を建設するため、国と借地契約を結んだ。16年3月、深さ9…

https://mainichi.jp/articles/20180316/ddm/001/040/169000c