「森友」決裁文書改ざん問題を巡り、連日国会での追及と報道が続いているが、2018年3月14日の毎日新聞(ウェブ版)の記事の内容も議論を起こしている。

記事では、同日開かれた参院予算委員会で、麻生太郎財務相が佐川宣寿前国税庁長官を「佐川」と呼び捨てにしたことが取り上げられており、ツイッターでは麻生氏への批判が上がる一方、上司と部下の関係なら呼び捨ては問題ないのではないかと、記事への疑問の声も上がっているのだ。

■田母神俊雄氏「今日から罪人と思っているのか」

記事では、

“「自民党の西田昌司氏から、財務省が文書を削除するなどした理由を問われた麻生太郎財務相は言い切った。佐川氏を呼び捨てにし、『書き換えは本省の利害で行われたもの。(政治家の)不当な圧力はなかった』と繰り返し、自身や安倍晋三首相らの関与がなかったと強調した」

と、麻生氏の発言について触れており、佐川氏を呼び捨てにしたことについても言及している。実際に、14日の参院予算委員会の動画には、麻生氏が佐川氏を呼び捨てにする場面があった。

呼び捨てについては、田母神俊雄氏がツイッターで

“「麻生財務大臣が佐川前国税庁長官のことを、今日から罪人と思っているのか、佐川と呼び捨てにしています。昨日までは適材適所の人事だとか、一生懸命やってもらったとか言って呼び捨てにしていなかったのに、テレビを見ていてなんだか違和感を感じます。よくもそんなにすぐに変われるもんだと思います」

と批判したほか、立憲民主党のツイッターは、福山哲郎幹事長の発言を引用する形で

“「福山幹事長『財務省理財局だけの判断でこんな改ざんができるわけがない。官僚に責任を押し付けて、昨日麻生財務大臣は何打も[佐川が、佐川が]と呼び捨てにして、佐川さん一人を悪者にするような会見をされた。私はひどいと思う』」

と、同様に呼び捨てについて触れた。

また、一般ユーザーからも

“「麻生さんはなんで佐川さんのことを呼び捨てにするんやろな。そういう態度や姿勢が国民から反発を受ける原因だって秘書や側近が教えてやれよ」
「急に佐川とかって呼び捨てになるんだ!政治家ってなんであんなに偉そうなの?」
「礼節0の人だ・・」

と、非難の声が上がっている。

失火う以前から呼び捨ては珍しいことではなかった

しかし、佐川氏の辞任以前の過去の国会の議事録を確認すると、麻生氏が佐川氏について言及する際は役職付きの場合もあるものの、呼び捨てにすることも多い。特に辞任に際して呼び方を変えたというわけではない。

加えて、対外的には身内は呼び捨てにする、というマナーもあるため、ツイッターではこうした呼び捨て騒動について、

“「同一組織の者であれば、対外的には部下でも上司でも呼び捨てで話すことはなんでもないこと。こんな下らないことを記事にするな」
「上司が部下に対して呼び捨ては役所内では普通の対応。たまに「佐川局長」と役職名を付けて話す人もいる。呼び捨ては何ら問題ではありませんよ、皆さん」
「麻生財務大臣が佐川元国税庁長官を呼び捨てって 常識的に部下を呼び捨てにするは普通ではないかと思いますが...」

と、記事への批判の声も上がっている。

2018/3/14 19:58
J−CASTニュース
https://www.j-cast.com/2018/03/14323661.html?p=all

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