【のりもの】「車輪の戦車」なぜ世界のトレンドに。陸自16式機動戦闘車に見るその背景★2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00010000-norimono-bus_all
■近代陸戦のトレンドとなった「装輪戦車」
世界の陸軍において、「装輪戦車」という装備が注目を集めています。21世紀に入り、世界中で続々と誕生しており、近代化軍隊のトレンドとも言えます。
日本もこうした流れに乗り、「16式機動戦闘車」を完成させました。部隊では、英語表記であるManeuver Combat Vehicleの頭文字を取り「MCV」と略して呼びます。
2007(平成19)年より開発がスタートし、2013年に試作車が報道公開されました。量産型の配備は2016年から開始されました。
喫緊の課題である島嶼防衛や陸上自衛隊の新戦術を行使する上で必要不可欠な存在です。
装輪戦車は、足回りをタイヤとした戦車のようなシルエットの装備を指します。装甲車の誇る高い走破性、戦車が有する攻撃力、これらをあわせ持つ存在です。
世界中で注目されだしたのは最近の事ではありますが、コンセプト自体は昔からありました。積極的だったのはフランス軍です。
第2次世界大戦前から研究をしていました。これまでもいくつか実用化しており、現在配備しているのがAMX-10RCと呼ばれるものです。
1978(昭和53)年より配備を開始しました。戦車に準ずる攻撃力、そしてこれまで配備してきた軽戦車等を補う存在として、レバノン紛争、チャド紛争、
湾岸戦争、ユーゴスラビア紛争と、いくつもの戦場にも投入されてきました。
これに続いて、イタリアのチェンタウロ(1991〈平成3〉年)、南アフリカのロイカット装甲車(2000〈平成12〉年)、中国の11式水陸両用突撃戦闘車
(2011〈平成23〉年)が開発されていきます。日本が最も影響を受けたのが、アメリカ陸軍が採用したM1128ストライカーMGS(Mobile Gun System)です。
■コンセプトは「一刻も早く展開」
東西冷戦が終結し、日本はこれまでの北海道の守りを固める北方重視の考えを改めることになりました。2000年に入ると、世界が対テロ戦争の時代に
突入したこともあり、国内に潜伏したテロリストやゲリラなどの武装集団が、突如として東京や大阪など大都市圏で戦争を仕掛けてくる可能性も出てきました。
そこで、これまで北から南まで満遍なく部隊を配置し、戦車を中心とした戦闘団を構成して守りを固めていた「基盤的防衛力」という考えを改め、
必要な場所へと部隊を派遣し、増強する「動的防衛力」へとシフトします。
ただし、既存のすべての装備を、海自の輸送艦などで運ぶには限界があります。陸路で移動するにしても、スピードの異なる戦車と装甲車では
展開能力に差が生じます。とにかく最初に駆け付けることだけを考えれば、ヘリや装甲車で移動できる普通科(歩兵)部隊が最も迅速です。
しかし打撃力を考えると戦車も欲しい。けれども戦車は一緒に移動できない。
これを解決したのが、米軍でした。2000年頃に「ストライカー」という名の装甲車だけで部隊を構成するストライカー旅団を作ります。
この部隊は輸送だけでなく、迫撃砲、工作用クレーン車、救急車にいたるまですべてストライカー装甲車をベースとしました。
そしてストライカーの車体に105mm戦車砲を乗せたM1128ストライカーMGSを生み出します。重量を戦車の半分以下である20tに抑えたため、
いかなる道路も走れるだけでなく、輸送機にも乗せられます。イラク戦争にも投入され、実績もあげました。
こうした経緯を受け日本は、フランスなどがつちかってきた装輪戦車を継承しつつ、米軍が生み出したコンセプトを足した16式機動戦闘車を作ることを決めたのです。 ■「即応機動連隊」の主装備へ
16式機動戦闘車の主たる武装は、砲塔に据えられた52口径105mmライフル砲です。10式戦車や90式戦車が搭載している120mm砲よりは小さく、
打撃力は劣ると思われがちですが、最新の「91式105mm多目的対戦車りゅう弾(特てん弾)」などを使用することで、さほど大きな差は出ないと言われています。
また74式戦車の戦車砲弾も使うことができるので、運用効率も高いです。
最大の特徴とも言えるのが、100km/hで自走する事が可能である点です。すでに高速道路での走行試験も行っています。
重量は26t程度ですので、空自が運用を開始したC-2輸送機に載せることもできます。このように、機動展開能力は戦車と比べものにならないほど高く、
装甲車と行動も可能です。
防衛省は、2013年に「統合機動防衛力」という新戦術を打ち出しました。これまでの「動的防衛力」は既存の部隊を展開させることを考えてきました。
しかし、仮想敵が中国であることを考えると、その必要もありません。
仮に中国が日本侵攻を考えたとすると、まずは歩兵や装甲車等で構成される陸上勢力を送りこんでくるからです。敵からしても戦車はやはり重すぎます。
まず日本版海兵隊である水陸機動団(2018年3月新編)を南西諸島部へと送り、敵が上陸する前に防御陣地を構築します。
次に16式機動戦闘車を送り増強します。この時点で敵に島を奪われたら奪還していきます。ここで戦車部隊などを逐次投入していき、圧倒的打撃力で制圧します。
16式機動戦闘車であれば、空自の輸送機で迅速に移動できますし、初動対処としての打撃力は十分だと考えられます。
戦車のような移動に時間のかかる部隊を後回しにすることが出来るので現実的な戦術と言えるでしょう。
この16式機動戦闘車を配備するのが即応機動連隊という新しい部隊です。現在は、その母体となる、第15普通科連隊(善通寺)、
第42普通科連隊(北熊本)に配備されています。2018年3月末にこれら部隊が改編され、即応機動連隊となります。
来年以降もいくつかの普通科部隊が改編されていく計画です。
前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1521164590/
1が建った時刻:2018/03/16(金) 10:43:10.24 >16式機動戦闘車であれば、空自の輸送機で迅速に移動できますし、初動対処としての打撃力は十分だと考えられます。
2〜3両回したって焼け石に水。 正面気味画像
https://i.ytimg.com/vi/V7gSdFfir3M/maxresdefault.jpg
最前輪の、ステアリングリンケージ?が露出していて、
ここに一発喰らったら即死(動けなくなる)んじゃ・・・? >>11
そんな低いところには命中しない。砲塔近辺です。実戦訓 >>8
機動性が高くて攻撃力もあって良いんじゃないですか? そもそも専守防衛において、戦車など重要か?
これが登場する頃にはすっかり国土は空爆でメチャクチャで負け確定なんじゃ…
海と空を徹底して守らんと。 戦車キター!アレを先にやっつけろって
陸自パパ達の弾除けにはなる そこに戦車がいるって事が大事何だよな
攻める側からしたら、そうなると戦車を持っていかなければならないし
そのためには、輸送&補給のために制海権・制空権取らないとならないし
ちっぽけな島1つ取るのに膨大な労力が、必要になるから >>19
ムカデみたいな多足系なら有り得るかな
まぁ単純に車輪の方が効率がいいがw >>1
この作文のどこがニュースですか?>記憶たどり。 ★ >圧倒的打撃力で制圧します
貧乏な自衛隊から最も遠い概念で誉めてもな…… 陸上戦の機動展開で機動戦闘車がその威力をふんだんに振るったのはイラク戦争
こののち、技術が進み大量のドローン機が無数に高機動展開する姿が見える。 >>4
1両でもあるのと無いのとでは敵の進行速度が全く変わってくる >>32
マジレスすれば日本じゃドローン戦なんて無理やでw
特に都市部じゃ無理ゲー イラク戦争の時、米軍はコンクリ製の建物に潜んで攻撃してくる相手を潰すのに
戦車出てきたときのための保険に持たせた一発約500万円のジャベリンを
バカスカ撃ちまくって米軍上層部激オコだったからな 26tが時速100キロで走って高速道路の路面って大丈夫なん >>11
前2輪操舵なら問題ないだろ
戦術は隠れといてもし撃つことがあったら即逃げるが基本だし つーか機動戦闘車って、対歩兵か対テロ用だろ? 大型トレーラーとか重機を爆砕できる火力があれば良くて >>37
クレーンとかそのくらいの貨物車も走っているし 「火山噴火」など火山弾などが懸念される現場への「災害派遣」のとき
機動的に使えそう。 チェンタウロ2様
45口径120o滑空砲 自動装填
720馬力 7速AT
最大速度 105km/h
航続距離 800km
V字耐地雷構造
16式移動戦闘車
52口径105oライフル砲 手動装填
570馬力 4速AT?
最大速度 100km/h
航続距離 500km?
V字耐地雷構造ナシ
トーションバーむき出し機関銃掃射だけでアポーン構造
値段7億2千万円三菱ウハウハ 装輪式の戦車モドキは積めても105mm砲が限界なんだよ 足回りがタイヤだとフニャフニャでそれ以上の口径の砲を
積めないから 装輪式戦闘車の先駆的なAMX-10RCも最初から105mm砲を装備してた
しかし120mmとか積もうとすると、どうしても装軌式の車両、即ち戦車そのものが必要になってくる…
まあ、今では重師団編成よりも小回りの利く機動旅団編成で且つ装備も機動性と取り回しの利く戦闘車両が世界各国の
トレンドだから、それらの車両を増やすのはあながち間違いではないが… お前ら戦車大好きだな
10式は紙装甲で10式の砲じゃ韓国のは抜けないと聞いた事あるが実際どうなんよ?
戦う機会がないとかはぬきで タイガーが50tでM4シャーマンとT34が30tぐらいだから
軽いじゃない こういった陸上戦力より、安価なドローン飽和攻撃をかけられるようにするべき
ecmとかで無力化とかいうけど
霧の中とか雨の中でそんなの効かないし
24時間電子レンジのようにecmかけてたらみんな電子兵器使えないじゃんw >>42
チェンタウロ2は無理に120mm積んでるだろ? フニャフニャのタイヤの台座で120mmぶっ放して果たしてマトモに
相手に当たるのかがちと不安だなw 命中精度とかそこら辺がスゲー気になるところだな 世界で最も使用(利用)されてる軍事車両はトヨタのランドクルーザーって話、思い出したw >>42
上陸してくる敵勢力が陸上部に対戦車地雷原を設置してから
作戦行動を起こすってのはなかなか斬新な設定だなw >>44
貨物なら出してんじゃね?
普通の道路でも40t以上の設計だし 20トンといえば3号戦車、4号戦車と同じくらいか。 >>34
市外戦に大量のドローンが潜伏する敵に突っ込んで自爆する姿が。なお無差別 >>11
全輪が独立制御だから仮に吹き飛んでも動ける >>50
120mm B1 Centauro wheeled tank destroyer - Live Fire Trials
http://www.youtube.com/watch?v=qJsU796Xix0 >>57
その前に電線に引っかかってジージーセミの様にうなってる姿が。なお無差別 >>41
そっちの用途は、105mm砲要らないし、
ちょっとでも人をたくさん乗せられる方がいいから↓でいいのでは
https://rikuzi-chousadan.com/soubihin/soukousya/96wapc/96wapc_10.jpg
乗員数 2名 + 便乗者(戦闘員)= 12名
重量 14.5t >>47
第3世代や3.5世代戦車の正面装甲は120ミリで抜けないよう設計するのが基本
側面背面はどの戦車だろうが抜けるよ マンホール型のドローンを開発して都市部に配置すれば敵は20m進むまでにドローン自爆攻撃でビビりまくり >>22
で、上陸されたら終わりと・・・
日本は全周海に面しているんだが上陸を完全阻止するのは不可能 >>68
人工衛星がある時代にどうってや岸まで来るんだよ? 舗装されてない荒地では機動力が一気に落ちるよ。
防衛装備品見てると、ほんとに戦闘するのか?と思ってしまう。 >>68
大兵力を揚陸できる地点は限られてる。
更に、それを載せた輸送船団を誰にも気づかれず列島に近づけるなんて
21世紀の今日日、どうやるんだ? >>59
筒の中に爆弾を抱えた人間が入っているっぽいな
14億発撃てるのは脅威だ
2020年には実用化する予感 とにかく精神力だよ。対戦車ミサイル抱えて塹壕待機。
上陸できる戦車はたかが知れてる。撃ち尽くしたら石礫投げるんだw >>60
スゲーな走行中に120mm連射して的に当てている
三菱の7億2千万の105oは弾込めの際はいちいち停車するらしい >>35
ジャべリンの動画を見ると戦車イラネって思ってそうしまう 装甲キャンピングカー
装甲テント
装甲便所
紛争地で必要な三種の神器 >>73
昔RoRo船で敵勢力がやってくるってカキコしてたアホがいたよw 8億・・・
ジムニー500台+RPGの方が絶対強い 双麟殲沙
そうりんせんしゃの漢字は是非ともこれで。 そもそも北のアホがペラペラの漁船を魚雷艇に変えたからこうなった。 クズ漁船の残骸が北から多数漂流してきてるんだが
ああいうのは見落されて着岸しちゃうしな
潜入されちゃうと面倒だよね >>69
人工衛星っていわゆる偵察衛星のことだろうが常に日本の上空にいるわけじゃない
たまたま写ってたとしても即阻止できるとは思えん
リアルタイムに監視してるとも思えんしな、地上の監視カメラと同じではなかろう
まさかとは思うが静止衛星から監視できるとは思ってないよな >>34
自衛隊は自国の法律守って戦わなきゃならんが
敵はお構い無しだからな 戦線の維持に重点を置いた方面軍時間を稼いで
その間に機動力と打撃力に重点を置いた即応軍が駆けつけるという奴?
兵科としては航空魔道師が最適とか。 >>93
???日本に上陸作戦敢行するなら日本近郊の港に艦船が集結するだろ?
その段階でバレるだろ。 海洋国家の日本に戦車はいらんと思うのだがどうか
大陸奥地を制圧する作戦でもするならともかく >>88
原理上、射撃精度はスムースボアより上なんだけどな。
英国面ではライフル砲にこだわってるし。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています