花粉症に苦しむ千葉県民にも思う存分桜の花見を楽しんでもらおうと、
気象情報会社ウェザーニューズ（千葉市美浜区）は、スマートフォン・アプリを使ったバーチャル・リアリティー（ＶＲ＝仮想現実）で、全国の桜の名所巡りができる「お花見ＶＲ」を無料公開している。
室内でお手軽に花見気分を味わえる上、スマートフォンを傾けると景色を３６０度見渡せるシステムで臨場感も抜群という。
同社によると、映像が楽しめるのは昨年撮影された全国約５０カ所。上野恩賜公園（東京都）や大坂城公園（大阪府）、「日本三大桜名所」の一つとされる弘前公園（青森県）などの桜をいつでもどこでも見られる。
録画のため、当日の天候を気にする必要もない。
同社が昨年実施した調査で、４人に１人が花粉症や仕事などを理由に花見に行かないと答えたが、移動なしで極上の桜を場所や時間にとらわれることなく、楽しめるのが特徴。
同社担当者は「実際の花見の下見などにも有効」と活用法を紹介し、利用を呼び掛けている。
サービスは、アプリ「ウェザーニュースタッチ」の「さくらｃｈ（チャンネル）」から無料で利用できる。
三春滝桜（福島県）も３６０度動画で楽しめる
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