【環境】「消えゆく湖」アラル海に魚と人が戻ってきた「史上最悪の環境破壊」の一部、漁獲高ゼロがいまは8000トンに
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かつての総面積は6万7300平方キロで、世界第4位の内陸湖だったアラル海は、1950年代のソビエト連邦の農業政策によって、大部分が干上がってしまった。アラル海に注ぎこんでいたアムダリヤ川とシルダリヤ川が、綿栽培のために人為的に流れを変えられたせいである。
注ぎ込む水量が減少したため、湖の塩分濃度は上昇し、豊富にいた淡水魚の数が減少し始めた。かつてアラリスクに多くの雇用をもたらしていた漁業は、1980年代に壊滅的な打撃を受け、人々は仕事を求めて他の地域へ移住せざるを得なくなった。地元に残った人々も、干上がった湖底による砂嵐などの局地的な異常気象と、砂ぼこりに含まれる化学物質による健康被害に苦しめられた。
「湖を破壊した人間に、自然が報復したのです」。アラリスク地方博物館と漁業博物館の館長を務めるマディ・ザセケノフ氏は言う。
カザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海は、わずか30年もたたないうちに元の面積の10分の1にまで縮小し、環境科学者をして史上最悪の環境破壊のひとつとまで言わしめた。残された湖は、北(小)アラル海と南(大)アラル海の2つに分断されている。ウズベキスタンにある南アラル海は、東から干上がり、一筋のごく小さな水域が西の端に残るだけとなった。
一方カザフスタンの北アラル海は、幸い世界銀行などからの支援を受けて、8600万ドルの環境回復プロジェクトに取り組んだ。周囲を取り巻く既存の堤防を修復して流出を防ぎ、全長13キロにも及ぶコクアラル・ダム(堤防)をシルダリヤ川の南に建設した。2005年夏に完成したダムは予想以上の効果を上げ、わずか7カ月で水位は3.4メートル上昇した。当初は、この数字にたどり着くまで3年はかかると考えられていた。
その結果、湖に魚が戻り、湖の近くに暮らす人々が増え始めている。政府の政策がアラル海の崩壊を引き起こしたが、その後、慎重な計画と研究によって少なくとも一部を回復させることに成功したというわけだ。
全文は下記で
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/032200079/
かつて中央アジアの巨大な湖だったアラル海が、60年ほどの間に10分の1以下の面積に縮小してしまった。左が 2000年8月、右が2014年8月の衛星画像。外側の黒い線は、1960年当時の湖岸線を示す。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/images/news/news_images/2014092602_600x450_600x450.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/032200079/ph_thumb.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/032200196/ph_07.jpg マルクス経済学は労力をかけたものに価値があるという労働価値説だから
労力かけずに得られるもんは価値がないというわけで
湖水は無価値とされて使い放題 まあ未だに世界最悪の環境破壊をしている国は日本だけどな海に汚染水垂れ流しているせいでウナギはほぼ絶滅させた状態だしイカも絶滅寸前かな
これは日本だけじゃなく近隣の韓国なんかにも大迷惑な話なんだよないくら賠償しても足りないんじゃないか アラル海、アムダリア川、シリダリア川
中高の地理で習ったな >>8
あー、あてが努力主義者を嫌うわけが分かったわ >>9
地中海も、ジブラルタル決壊後の三年くらいで満タンになったはず 自然改造計画なんてやるからだよ。
旧ソ連は原子力の平和利用と称して原爆・水爆を
土木工事に使いまくった。
・石油の出が悪くなったので油田でボン→もっと出が悪くなった。
・石炭を掘りやすいよううにボン→炭鉱で働く人の多くが放射線障害に。
・運河や農業用の人工湖を作るためにボン→人が近寄れない死の湖に。
・放射性残土を埋めるための穴のためにボン→何故か放射性残土が増える。
この他にも地震学者や地質学者の依頼で人工地震を起こすためにもボンした事があった。
アメリカもアラスカで港を作るためにボンした事があるが、
やはり人が近づけない死の港になった。 共産党の計画経済はとんでもない厄災を引き起こす
スターリンの農業政策はウクライナで大規模な餓死者を、
同じように毛沢東の大躍進は中国全土で何千万単位の餓死者をだした
興味深いのは、旧ソ連も中国も最高幹部の権利基盤が弱体化
それを巻き返すために恐ろし粛清を始めた事
スターリンの赤軍大粛清と毛沢東の文化大革命はよく似ている >>11
ダリアは川という意味だから、アム川、シル川な アラル海は、湖といっても塩湖だから
海水だからね
カスピ海とこの辺は一緒だ 日本も巨椋池とか八郎潟とか残ってたら
今の時代環境だとか観光だとかでいいもんだったかもしれないな >>1
> 一方カザフスタンの北アラル海は、幸い世界銀行などからの支援を受けて、8600万ドルの環境回復プロジェクトに取り組んだ。
これも人工だよね >>14
歴史的にはほとんど同じかもだけど、Wikipediaみると200年程かかったようです
干上がった事があるのは知らなかったな
> 再び大西洋とジブラルタル海峡で繋がると、200年以上かけて海水が
> 流れ込み地中海が形成された >>15
アラスカでのチャリオット作戦が実施されたという話は見つけられなかったぞ? >>1
漁獲量が増えたのは淡水魚の在来種とは別に海水魚の外来魚を放したから
環境が改善したからじゃないぞ >>30
あれは計画だけだよなー
チャガン湖は作ろうとして作った湖じゃないし
アメがやったのは原爆を爆発させて放射性物質たっぷりの所に兵士を行軍させる「訓練」と言う実験かな 6万7300平方キロというと
北海道より小さいが九州よりははるかに大きい >>10
チュンチョンがとりすぎてるだけだ、チョン コンクリで固めて地下に染み込むの防がないと維持出来ないくらいならもういらないよ
そっちの方が環境破壊やん ソ連時代のどこの湖だったけな、放射性廃棄物を垂れ流しにしていて、
それが干上がって舞い立つ埃が放射能を多量に含んでいて、周囲の住民が
それを吸い込んで被爆してもうむちゃくちゃという場所があったと思うがな。 水資源で言えば
山が多いのと定期的に台風さんが来てくれる
日本は恵まれてるなぁ >>1
開き直って観光資源として活用する方向性を検討しろよ。干上がった湖ツアーとか世界中の廃墟マニアを呼べそうだろ。干上がった湖の塩とかアラルの塩として売れよ。 古代の河内湖、中世の小椋池など歴史的に有名な湖沼が日本でもなくなってる。
内陸の大和や伏見がなぜ交通の要衝だったか今ではわからない。 カスピ海とかバイカル湖が干上がったってんなら大事だがアラル海ならな
ごく浅い湖なんだから干上がりもする 確か砂漠を緑にして国力を示すため湖に注ぐ河川の水を砂漠に撒いたんだよな。 >>32
アラル海は塩湖だから、在来種も淡水ではないと思うが
確か湖が縮小したものだから、塩分濃度もかなり高くなったので
それに耐えうる魚を放したはずだがな . / )
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| | |good!
|_|―、_ノ
◇経済&政治のページ
http://keizai1money2.web.fc2.com/index.html
◇米中貿易戦争/Trade war勃発 知的侵害制裁なら6兆円規模
◇森友】言いだしっぺなのに正義づら 国交/公明の偽善ぶり【問題
◇助成金】スパコンはハイテク忖度の夢を見るか?【詐欺 一帯一路でカザフスタンの農業とか言ってるけど
水はどっからっていうと >>1
サーニャ「見てエイラ、オラーシャよ、ウラルの山に手が届きそう、このままあの山の向こうまで飛んで行こうか?」
エイラ「いいよ、サーニャと一緒なら私は何処へだって行ける」
サーニャ「ハッ、嘘、ごめんね、今の私達には帰る場所があるもの」 砂っぽい土地になる前に戻すのは不可能なんだね
人間オソロシア >>49
昔から干上がったり戻ったりしてたんだって >>26
霞ヶ浦とかも干拓されて消滅してたかもしれないな 湖の水を全部抜いたわけか
珍しいお宝がわんさか出たことだろう 内陸の湖なのに、魚とかはどこからやってきたの?
両生類が魚類に変化したのかな?
あと、湖から流れ出る川が無いのに溢れなかったの? >>8
それで学校の先生は勉強のできる子よりも出席の多い子に得点つけるんだ >>1
ちなみにあの黄河も干上がりかかってるぞ
ダムとか色々なせいで
そこでなんかいろいろ砂掘ったり維持に助力してやってるのが
なんでか日本www >>26
さいたま市の見沼も八代将軍吉宗に依って田んぼにされた。此処で取れる60万石の米
が幕府の財政建て直しに使われたがな 小学校の頃使ってた世界地図にはデカイ湖が描かれてたんだが・・ ただ人類が干渉しなくても古代湖のような例外を除いて
そもそも湖にはおおよその寿命があって数百年〜数千年といわれる 日本の湖沼もずいぶん破壊されたぜ。
干拓とか、流路変更とか。
汽水湖のシジミも危なっかしいぞ。 >>77
ダム造ったからやで
そもそも乱獲が原因じゃない 間違ったことをしたら軌道修正するという当たり前のことができるのが凄い >>14
>>29
トータルの年数内で流入速度は一定じゃなくて
最初の数百年(一説には数千年)の間でチョロチョロと流入し続けて海峡を削り
ある一定程度まで削られたところで大流入が始まりそこから数ヶ月〜数年でおよそ9割の水が流入したというのが主流説
だからどっちもあってるけどどっちも説明不足
ノアの洪水じゃねえか説があるがこのメッシニアン塩分危機の発生と解消は約550万年前でまだアウストラロピテクスも誕生してないから
仮にノアの洪水があったとしてもそのあとにも何度か起きてる地中海の海面変化のもっと新しいやつだね まさか回復するとは。ほんと良かったね。
水が遠くに去ったあとも住んでた住民が、塩分濃度の高い井戸水で腎臓やられて...とか、酷い状態だったもんなあ。 >「湖を破壊した人間に、自然が報復したのです」
自然「自分の愚かさを棚に上げないでくれる? 昔、昔、乾期には干上がる沼がありました。そこで暮らしていた魚の中に、
肺で呼吸して、ドロに潜って生活し、あるいは自ら体を出して生活できる
ものが誕生しました。それが両生類に、そうして爬虫類へと進化したのです。 『土の文明史』 デイビッド・モントゴメリー
1986年以前、ソ連は検閲によって著しい環境問題を隠していた。
中でも重大な問題が、アラル海の悲劇だった。
1950年、ソ連政府は地域をモノカルチャーのプランテーションに改造し、
「綿花の独立」を達成する大規模な取り組みに着手した。
ソビエトは栽培技術の改良、積極的な化学肥料と農薬の使用、灌漑と農業の機械化の拡大を通じて収量を大幅に増大させた。
1960年から1990年の間に、数千キロの新しい水路と600を超えるダムで、アラル海に注ぐ川から分水された。
当然、湖の縮小が始まった。
アラル海が干上がるにつれ、周囲の陸地も干上がった。
1993年には、数十年来続く分水で水位が17メートル近く下がり、むき出しの湖底が新たな砂漠となった。
1990年代の大きな砂塵嵐は、1500キロ離れたロシアの農地に1億トンのアラル海の塩類と土砂を落とした。
漁業と農業が共に衰退し、大量の人口流出を招いた。 アメリカのコロラド川も海まで届かずにほとんど干上がってんだよね。
終点が海だったから騒がれてないだけで、湖だったらとっくに消滅してる。 >>80
災害対策とはいえ、あの荒川が人工物だと知った時は衝撃的だったわ 沼田市街地を潰して大規模ダム作るとか東京湾埋め立てたネオトウキョウ計画とか昔は夢があるけど無謀だったね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています