>>1
↓先週の文春
飯島さんが書いていた通りだったっていうことが
今日の佐川氏の答弁で改めてはっきりしたね・・・



■週刊文春 3月29日号
飯島勲の激辛インテリジェンス
「安倍首相は解散に打って出よ!」

 学校法人・森友学園への国有地売却を巡って、財務省が決裁文書を書き換えていたってんで、永田町も霞が関も大騒ぎだぜ。書き換え後の文書を国会に提出した責任者で、理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官の責任が一番重いらしいな。
 野党は麻生太郎副総理・財務相の監督責任も重大だと辞任を求めてるけど、必要ないね。佐川氏は部下にメチャメチャ厳しい上司として有名で、財務省の番付で横綱格だったと聞くよ。
 昨年の強気の国会答弁を聞いていた時は「大した男だな」と評価したんだけどさ。裏で答弁と文書の整合性が取れるよう、
それこそ普段の調子で部下に厳格に命じて書き換えさせていたんだったら、参っちゃうな。財務相も首相官邸も全く関係ないってのが真実だぜ。
 それにしても、野党は再三、国会審議を止めて森友問題の追及にのめり込みすぎだよ。いたずらに国会を混乱させるもんだから、重要法案も一向に成立させられないじゃん。
経済・財政面だけじゃなく、閣僚が外遊できないなど外交にまで影響が及んできてるだろ。
 だいたいね、国会を空転させていた間も、野党は「野党六党による財務省ヒアリング」とか称して、理財局の官僚を呼びつけて連日、吊し上げてただろ。あれ、いったい何の権限があってやってるの?
 テレビカメラを入れてさ。国会議事堂の中の部屋でやってるから、映像では一見、「国会が開かれてるのかな」と錯覚した人も多いんじゃないかな。
だけど、あれは場所は国会内でも、正式な会議でも何でもない。野党が勝手にやってる烏合の衆の集まりに過ぎないんだよ。
 牧原秀樹厚生労働副大臣が、働き方改革を巡ってやはり厚労官僚を連日、テレビ中継入りで吊し上げていた野党ヒアリングを「公開リンチ」だと指弾したよな。野党の総スカンを食らってやむなく撤回したけど、あれこそ正論中の正論だよ。

   国政調査権とは?

 野党の諸君は何かって言うと「我々には国政調査権が与えられている」と振りかざして、官僚をアゴで呼びつけてるけどさ。
憲法の基本が分かってないな。国政調査権ってのは、国会に与えられたもので、個々の議員にはそんな権限ないんだから。あれこそパワハラ以外の何物でもないぜ。
 野党が麻生氏辞めろ、安倍晋三首相も責任とって内閣総辞職しろってあまりにうるさいなら、首相にも考えがあるんじゃないかな。
 まずは真相究明のため、まさに国政調査権を発動して佐川氏の証人喚問を実施したうえで、財務省の膿を出し切り、再発防止策に早急にメドをつける。
一方で国民生活に欠かせない二〇一八年度予算と、予算関連法案だけはさっさと国会で成立させる。そうしたら即、国民に信を問う衆院解散・総選挙を決断すべきよ。
 やはり政界が「黒い霧」と呼ばれた汚職スキャンダルに見舞われた昭和四十一年十二月二十七日、当時の佐藤栄作首相はいきなり「黒い霧解散」に打って出たんだよね。
自民党が大負けするかと思いきや、微減にとどまった。これで求心力を取り戻し、戦後最長政権への道を歩んだわけさ。
 去年、衆院選やったばかりでまた解散はおかしいって?冗談じゃないぜ。野党も官邸前の路上デモもそろって「アベ総辞職しろ」でしょ?
内閣不信任を突きつけてるも同然なんだから、首相が信を問うのは当たり前よ。総辞職求めておいて解散は反対なんて、野党は口だけってことになるな。
 オレのインテリジェンスでは、いま解散なら与党は7議席の微減にどとまる。過半数維持は間違いないぜ。