14年前の高2殺害で逮捕=山口の35歳会社員−指紋、DNA型一致・広島県警

2018年04月13日 09時22分 時事通信

広島県廿日市市の民家で2004年に高校2年の北口聡美さん=当時(17)=が刺殺された事件で、県警は13日、殺人容疑で山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)を逮捕した。
現場に残された指紋やDNA型が、鹿嶋容疑者のものと一致。同日朝から任意同行し、取り調べていた。
事件は04年10月5日午後3時ごろ発生。自宅にいた聡美さんが刃物で胸や腹など10カ所近くを刺され死亡。聡美さんが離れで血まみれで倒れ、そばに見知らぬ若い男が立っているのを、悲鳴を聞いて駆け付けた祖母と妹が見つけた。男は祖母も刃物で刺し、重傷を負わせた。
県警は妹らの目撃証言を基に作成した男の似顔絵を公開。現場から採取された指紋やDNA型を、別事件の容疑者と照合するなどして捜査を進めてきた。
その結果、暴行事件で摘発された鹿嶋容疑者の指紋が、現場に残されていた指紋と一致。さらに現場から採取されたDNA型と照合した結果、同容疑者のものと一致したという。
【時事通信社】

似顔絵に似てたのか?