化学兵器を使用した者にも
それを口実に武力攻撃する者にも
双方に言うべきことで、片方だけに言うことではない。
大国は強大な軍事力におごって小国を攻撃したことがたくさんあったが
そんなことをしているから、小国をも巻き込む軍拡競争が煽られる。
またシリアの化学兵器を避難する大国は核兵器を手放そうとしない。
大国ならシリアなどの小国を勝手に軍事制裁してよいというものではない。
そういう大国エゴの二重基準が
中東の反米感情やテロリストを生みだして
世界平和の障害となっていることを忘れてはいけない。
また米国ばかりでなく大国の軍需産業の利益のための武器輸出が
世界の紛争を助長していることも忘れてはいけない。
大国は自国の軍産複合体の利益のために
シリア内戦などの終結に積極的でないとも言える。