4/16(月) 11:07配信
Web東奥

 青森県と東北町、小川原湖漁協は15日、「小川原湖応援感謝キャンペーン」を同町の小川原湖交流センター・宝湖館で開き、消費者に湖の水産物の安全性を強くアピールした。

 米軍三沢基地所属のF16戦闘機が2月に小川原湖に燃料タンクを投棄後、全面禁漁し、3月22日に漁を再開してから3週間余り。キャンペーンは、改めてシジミなどの販売促進と風評被害を防止することを狙いに実施した。濱田正隆組合長が「2月20日のタンク投棄後のつらい時に、多くの方々が支援と希望を与えてくれた。皆さんに心から感謝したい」とあいさつした。

 三村申吾知事と同漁協青年部の織笠親作さん、沼辺正考さん、濱田正幸さんがシジミなど農水産物のPRを兼ねたクイズ大会を実施。正解した奈良大空(そら)くん(木崎野小1年)は「シジミはおいしくて大好き」と笑顔を見せた。

 また、同漁協女性部によるシジミ汁の無料提供も行われ、青森市の主婦高山規子さん(61)は「安全性に不安はなく、おいしい。今後も小川原湖産を食べていきたい」と話していた。

 会場には大島理森衆院議長ら青森県選出の国会議員、海上自衛隊の中西正人大湊地方総監、米軍三沢基地のR・スコット・ジョーブ司令官らも駆け付け、小川原湖産水産物の販売促進に協力していくことを確認した。

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