飲食店などを星の数で格付けして紹介する「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」(日本ミシュランタイヤ発行)が16日、発売される。同ガイドでは、四国地方で初めて愛媛地域が取り上げられ、県内184軒の飲食店と32軒の宿泊施設が掲載される。愛媛は国内の地域で16番目の掲載となる。【木島諒子】

遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理とされる「二つ星」に県内で選ばれたのは3軒、そのカテゴリーで特においしい料理の「一つ星」には10軒が選ばれた。すべて和食だという。最高評価の「三つ星」は、広島市の日本料理店1店のみだった。3500円以下で特にコストパフォーマンスが高く良質な料理を提供する店「ビブグルマン」に22軒、ミシュランの基準を満たした料理「ミシュランプレート」に149軒の飲食店が選ばれたほか、13軒の旅館と19軒のホテルが掲載されている。

13年に発行した「ミシュランガイド広島2013特別版」の掲載店を再調査すると共に、愛媛全域の飲食店や宿泊施設を調査した。二つ星に選ばれた「鮨の間」の野間省吾店長は「瀬戸内の魚を使って、愛媛をPRしていきたい」と話した。価格は、税込み2916円。

◆県内の「二つ星」店は次の通り。

すし「くるますし」(松山市一番町1)▽すし「鮨の間」(同市二番町1)、日本料理「和敬」(同市三番町4)

2018年4月16日 
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k38/040/386000c