http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180416/afr1804160021-s1.html

 山形、山梨両県で女性に性的暴行を加えたとして、強姦致傷などの罪に問われたNHK山形放送局の元記者、弦本康孝被告(29)=懲戒免職=は16日、山形地裁(児島光夫裁判長)の公判の被告人質問で、現場遺留物のDNA型が被告のものと一致したとの検察側の主張に対し「分からない。私が残したものではない」と述べ、改めて無罪を主張した。

 平成26年10月に山梨で起きた事件の被害者が襲われた時の画像が、被告のパソコンに残っていたとの指摘には「見たことはない。押収後に改竄された」と反論し「捜査当局はもう一度調べて、本当の犯人を捕まえてほしい」と訴えた。

 起訴状などによると、28年2月に山形市、26年10月と25年12月に山梨県で女性宅に侵入し、性的暴行を加えたとしている。