トランプ大統領は4月13日(現地時間)夜、シリアが化学兵器を使用し、数十名が死亡したと伝えられたことへの対抗措置として、同国への「精密爆撃」を行うと発表した。
イギリスとフランスも攻撃に加わる。
この発表に先立つ11日、トランプ大統領は「ロシアは、シリアに向けて発射されたミサイルはすべて撃ち落とすと述べた。準備はいいか、ロシア。ミサイルがもうすぐやってくる。素晴らしく、新しく、“スマート”なミサイルだ」とツイートした。
シリアにあるロシア製の高性能ミサイル防衛システムは、S-400。戦略国際問題研究所(CSIS)によると、アメリカのパトリオットミサイルMIM-104に匹敵する高性能なミサイル防衛システムだ。
以下の写真は2015年、S-400がシリアにあるロシアのフメイミム空軍基地に配備されたときのもの。
アメリカの攻撃に対応するS-400を見てみよう。
NATOがSA-21「グラウラー」と呼ぶS-400「トリウームフ」は、ロシアが1993年から開発してきた第4世代の長距離ミサイル防衛システム。
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防空システムS-200及びS-300の後継機でもあり、2007年に実戦配備された。
航空機やドローン、巡航ミサイル、弾道ミサイルを迎撃できる。
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だが、ヒット・トゥ・キル方式(弾頭直撃型)の弾道ミサイル防衛システムではないため、飛んでくる弾頭に物理的にぶつけることはできない。
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射程距離は250〜400キロメートル。
短距離用の48N6ミサイルの射程距離は250キロメートル。重量143キログラムの破片弾頭を搭載、半径60キロメートル以内の弾道ミサイルの迎撃も可能。
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続きはソース Apr. 14, 2018, 12:45 PM
BUSINESS INSIDER JAPAN
https://www.businessinsider.jp/post-105709
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