https://www.cnn.co.jp/m/usa/35117809.html

2018.04.16 Mon posted at 13:01 JST
ワシントン(CNN) 米国で最近実施された2件の世論調査で、トランプ大統領の支持率は40%前後との結果が出た。

ABCニュースとワシントン・ポスト(WP)紙による最新の調査では、トランプ氏の仕事ぶりを支持する人が40%、支持しない人が56%だった。

同調査での支持率としては1年ぶりの高さ。特に経済分野での仕事ぶりは46%が支持すると答え、不支持の48%に迫る割合を占めた。調査の時点で、米金融情報大手ブルームバーグが発表する消費者信頼感指数(CCI)は2001年2月以来の高水準を示していた。

またNBCニュースとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙の調査では、39%がトランプ氏の仕事ぶりを支持すると回答。支持しないと答えた人は57%だった。

この調査では、議会で野党・民主党が多数党になることを望む人が47%と、共和党支配の継続を望む40%を上回った。ただし、3月の同調査では50%対40%と10ポイントの差がついていたのに比べ、やや縮小した。

今年秋の中間選挙に「強い関心」を示した人は民主党支持者の66%を占めたのに対し、共和党支持者では49%にとどまった。

調査はいずれも8〜11日、携帯電話または固定電話を使って実施された。対象者はABC・WPが全米の有権者1002人、NBC・WSJが成人900人だった。誤差の範囲はABC・WPではプラスマイナス3.5パーセントポイント、NBC・WSJでは同3.3パーセントポイント。