麻生副総理兼財務大臣は、記者団に対して複数の女性記者にセクハラと受け取られる発言を繰り返していたと報じられた財務省の福田淳一事務次官が辞任することを明らかにしました。

このあと福田次官は記者団の取材に応じ、「不徳の致すところであり、職責を果たすことが困難と考え、辞職を申し入れた。すべての関係者におわびを申し上げる」と述べました。

麻生副総理兼財務大臣は、午後6時すぎに記者団に対し、「福田次官から疑惑について、引き続き、身の潔白を明らかにしていきたいが、この報道をきっかけとした現在の状況を鑑みると、職責を果たすことは困難であるとして、辞職の申し出があり、それを認めることとした」と述べて、今後、閣議での承認を得て、福田次官が辞任することを明らかにしました。

このあと福田次官は午後7時前に財務省で記者団の取材に応じました。この中で福田次官は「不徳の致すところであり、職責を果たすことが困難と考え、辞職を申し入れた。すべての関係者におわびを申し上げる」と述べました。

福田次官は、複数の女性記者に対し、セクハラと受け取られる発言を繰り返していたと週刊誌に報じられました。

これに対して福田次官は報道の内容を否定するコメントを出し、財務省は、顧問契約を結んでいる弁護士事務所の調査に対し、女性記者へ協力を呼びかけていました。しかし、財務省のこうした対応に野党だけでなく政府・与党内からも「国民の感覚とずれている」という声があがるなど批判が強まっていました。

こうした情勢を踏まえ、福田次官は、決裁文書の改ざん問題をめぐる内部調査や再発防止策の取りまとめなどを指揮する財務官僚トップを続けるのは難しいと判断したものとみられます。

福田淳一氏は、58歳。昭和57年に当時の大蔵省に入省しました。財務省の人事や官邸との調整を行う「官房長」や、予算編成を担う「主計局長」といった主要ポストを歴任し、去年7月、財務官僚トップの事務次官に就任しました。決裁文書の改ざん問題では、内部調査や再発防止策の取りまとめなどを指揮する立場にあります。

■財務次官の途中辞任は20年ぶり

財務省の事務次官が任期途中で辞任するのは、平成10年、当時の大蔵省で接待汚職事件が発覚した時以来、20年ぶりのことです。

国の予算編成に大きな影響力を持ち、「官庁の中の官庁」とも言われる財務省は、決裁文書の改ざんという不祥事に加えて、セクハラ報道をきっかけに官僚トップの事務次官が辞任に追い込まれる異常な事態に陥っています。

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★1が立った時間 2018/04/18(水) 18:24:54.00
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