2018年04月22日 06時00分
ツツジにゆかりがある全国の自治体関係者や生産者が集う「全国つつじサミット2018inくるめ」が21日、久留米市百年公園の久留米リサーチパークで始まり、記念の式典や講演があった。22日まで。
式典には、北海道中富良野町や石川県能登町、宮崎県えびの市、鹿児島県霧島市など全国15自治体の関係者や、一般参加者を含め約200人が出席した。
記念講演では、元九州沖縄農業研究センター主任研究官の岡本章秀さんが江戸後期から戦後まで、久留米つつじの品種改良や普及の歴史を紹介。「地域資源として後世に伝えるため、久留米つつじが持つ文化力に力点を置いた取り組みが必要だ」と語った。
式典に続いて、百年公園内で記念植樹があった。22日は、関係者が市内の関連施設を視察する。次回サミットは、21年3月に沖縄県東村で開催予定という。
=2018/04/22付 西日本新聞朝刊=