韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日、
軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で首脳会談を行った。

両首脳は「板門店宣言」に署名し「完全な非核化を通じ、
核のない朝鮮半島の実現を共同目標にする」と明言した。

一方、北朝鮮の非核化への具体的な措置・手順には触れておらず、
実質協議は6月初旬までに予定される米朝首脳会談に持ち越された。

板門店宣言はまた、朝鮮戦争(1950〜53年)の終戦を年内に宣言し、
休戦協定を平和協定に転換すると明記。
「平和体制構築のため南北米または南北米中の会談開催を推進する」とした。
日本とロシアを除く多国間の枠組みが設置される可能性がある。

南北首脳会談は2000年と07年に続き3回目。
今回の会談は米朝首脳会談の土台づくりと位置付けられる。

 (※詳細・全文は引用元へ→ 時事通信 18/04/27-20:03)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042701198&;g=int