フィリピンの首都マニラにある慰安婦問題を象徴する女性像が撤去されたことに関し、ドゥテルテ比大統領は29日、地元ダバオで「(設置は)政府の政策ではない」と、撤去に理解を示した。
一方で「私有地への設置は構わない。我々はそれに敬意を払う。表現の自由は大事だ」と語った。
女性像は昨年12月、マニラ湾沿いの目抜き通りロハス通りに設置され、在フィリピン日本大使館などが遺憾の意を伝えていた。
27日夜に撤去され、地元当局者はフィリピンメディアに「公共事業道路省が下水道改良事業のため撤去した」と話していた。
毎日新聞 2018/4/29(日) 23:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180429-00000074-mai-int
写真:2017年末、マニラ湾沿いに設置された女性像。18年4月27日深夜に撤去された
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