北海道根室市内の海岸で5月1日、根室市水産研究所が水槽でふ化させた花咲ガニの稚ガニの放流が始まりました。

 これは、国内では根室市周辺に生息する花咲ガニの資源回復のため、根室市水産研究所が毎年行っているもので、1日は、根室市内の海岸に、約9万匹の稚ガニを放流しました。

 水産研究所では2017年6月、卵を抱いた親ガニ80匹を捕獲し、水槽で約2ミリの大きさになるまで育てました。

 花咲ガニは漁獲可能なサイズに育つまでに最低でも5年かかるということで、水産研究所では5月7日までに、計38万匹を放流することにしています。

2018年5月1日12:08
北海道ニュースUHB
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