こうして輸出企業は消費税が上がれば上がるほど儲かる。
なので企業から献金やコネ入社などしている政治家は、企業のいいなりとなり、
国が赤字だからと言って消費税を上げ続け、国民を苦しめている。
国が赤字なのは、こういうスキームがあったり、タックスヘイブンへの投資(つまり脱税)を許容していたり、
公務員人件費(政治家の利益。非正規4割時代の国民平均給与からの大きなかい離がある)が高すぎ、
社会保障費が医療関係者(政治家の票田)に食われて国の税収の数倍にもなっているからなのに。

この結果、輸出大企業が税金として国に納めている金額より、
国が輸出企業へあげている金額のほうが大きくなっているという、とんでもないことが起き、
トヨタは莫大な利益を上げながら税金を一切払っていない期間が何年も続いた。
2017年で言えば、消費税収19兆のうち6兆が大企業に還付された。

輸出大企業は日本の税収に貢献していると思ったら大間違いだ。真逆。
日本国民は、輸出大企業に税金経由でお金をあげているせいで大赤字になっている。