くらコーポレーション
共同通信PRワイヤー 2018/5/9 13:00
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プレスリリース添付動画
https://youtu.be/87GFm6kRtdA
https://kyodonewsprwire.jp/release/201805093712

<大手回転寿司チェーン初の取り組み>
国産天然魚を余すところなく活用する
『さかな100%プロジェクト』スタート!!

魚のアラを養殖魚用飼料に活用し、育てた
「循環フィッシュ」2種を発売
〜全国のくら寿司にて、5月11日(金)より販売開始〜

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 回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営する株式会社くらコーポレーション(代表取締役社長:田中邦彦 所在地:大阪府堺市)は、大手回転寿司チェーン初※の取り組みとなる、国産天然魚の食べられない部位を活用する「さかな100%プロジェクト」をスタートいたします。まず最初の取り組みとして、魚のアラを養殖魚用飼料に活用し、育てた「循環フィッシュ」(宇和島産みかんぶり、宇和島産みかんサーモン)を 5月11日(金)から、全国のくら寿司で販売を開始いたします。

 近年、養殖魚の餌の高騰による魚価の変動、また水産資源の管理や海洋環境の保護が注目されています。当社でも、国産天然魚を提供する際に自社加工センター(貝塚センター)から出る、年間約600トンの骨やアラなどの食べられない部位の活用が課題としてありました。この度、そのような食べられない部位を活用する取り組みとして、大手回転寿司チェーンで初めて、国産天然魚を余すことなく(100%)活用する「さかな100%プロジェクト」を開始いたします。

 「さかな100%プロジェクト」とは、天然魚の加工の際に出る骨やアラを、養殖魚用飼料として活用し、新たな魚を育てる、環境にも優しい取り組みです。その取り組みから生まれる画期的な魚が、「循環フィッシュ」です。この度、株式会社宇和島プロジェクトの協力を得て育てた循環フィッシュが、「宇和島産みかんぶり」と「宇和島産みかんサーモン」です。

 今回の取り組みの目的には、日本の漁業の活性化や、国産天然魚漁業と国内養殖漁業を融合させることで相乗効果につなげること、そして、漁師さんに獲っていただいた魚を最大限に活用することがあります。魚を多く扱う企業として、「日本人が、日本の魚を食べられる未来を創造する」という強い思いを実現すべく、この取り組みを推進してまいります。

※株式会社くらコーポレーション1社がトータル管理しているという意味において。自社調べ。

■「循環フィッシュ」ができるまで

@ 国産天然魚を漁穫
A 貝塚センターで加工
B 食べられない部位を魚粉に加工、エサ製造会社で養殖魚の餌にする
  ※今回の販売2種商品はみかんの皮やオイルを混ぜた餌で生産
C 生産者がBの餌で養殖
D 循環フィッシュが完成

※ 将来的に、循環フィッシュの加工の際にでた食べられない部位も、魚粉に加工。(上記Bに続く)

■協力会社のご紹介 株式会社 宇和島プロジェクト

 宇和島の元漁協職員が立ち上げた水産商社(代表取締役社長:木和田健一 所在地:愛媛県宇和島市)。自ら商品を開発し、生産から最終販売までのトータルコントロールを行うことで、宇和島地区全体の水産業者の地位向上を目指して設立。「フード・アクション・ニッポンアワード2015」では、フルーティーフィッシュへの取り組みが評価され、商品部門(農林水産業分野)の最優秀賞を受賞。地方創生の企業として、注目が高まっています。

つづく >>2-5