自衛隊の主力隊員になる「自衛官候補生」の入隊が4年連続で採用計画人数を下回ったことが13日、分かった。
2017年度の採用では計画8624人に対し、試験を経て入隊の意思を示したのは6852人(18年3月31日現在)だった。

少子化などが背景。防衛省幹部は「任務はきついかもしれないが、国防を担う人員確保は喫緊の課題だ」と不安感を強めている。
防衛省は毎年、退職者数などを勘案し、防衛力を維持できるよう採用計画を立てる。

うち自衛官候補生は18歳以上27歳未満が対象。
新規採用全体の半数以上を占め、入隊後、約3カ月の基礎教育を受け、正式に自衛官に任命される。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051301001803.html