新潟女児殺害事件 事故装ってランドセル置いたか
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180513/k10011437011000.html

新潟市の小学生の女の子が殺害されJRの線路に遺棄された事件で、
現場に残された女の子のランドセルには、傷などが少なかったことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は犯人が事故を装うために、あとでランドセルを現場に置いた疑いもあると見て捜査しています。

今月7日の夜、新潟市西区のJR越後線の線路内で、近くに住む小学2年生、大桃珠生さん(7)が遺体で見つかり、
警察は、下校途中に連れ去られ、電車にはねられる前に殺害された疑いがあると見て捜査しています。

これまでの調べで、遺体で見つかった際、下校した時と同じ服を身につけ、
周辺にはキャラメル色のランドセルや脱げたスニーカーなどが散らばっていたということです。

警察が現場の状況を詳しく調べたところ、遺体は電車にはねられた地点から70メートルほど離れたところで見つかり、
その間にランドセルやスニーカーが散らばっていたということですが、
ランドセルには傷などが少なかったことが、捜査関係者への取材でわかりました。

警察は、犯人が事故を装うために、あとでランドセルを現場に置いた疑いもあると見て捜査しています。

また、捜査関係者によりますと、ランドセルからは家族以外の指紋が検出されたことがわかっていて、
警察は犯人の特定につながる可能性もあると見て解析を進めています。