福井県は14日、同県あわら市の北潟湖北部で、コノシロなど魚約500匹が死んでいるのが見つかったと発表した。現地での簡易の水質試験では有害物質は検出されなかった。湖水や魚の死骸を採取し、県衛生環境研究センターで原因を調べる。近隣住民から健康被害の報告はないという。

 北潟湖は福井県と石川県にまたがり、現場は下流域。

 福井県によると、死んだ魚はほとんどがコノシロで体長は20〜30センチ。下流で上水を取水しておらず、飲料水への影響はない。

 14日午前9時ごろ、散歩中の住民が湖面に浮いている魚の死骸を発見し、あわら市に通報した。



産経WEST 2018.5.14 19:48
https://www.sankei.com/west/news/180514/wst1805140057-n1.html