沖縄や愛知を中心に増加している「はしか」の今年に入ってからの患者数が少なくとも153人に上ることが15日、国立感染症研究所などの集計で分かった。厚生労働省は2回のワクチン接種を受けるなど予防の徹底を呼び掛けている。

同研究所が15日午前に発表したデータによると、今年に入ってから5月6日までに感染者が確認されたのは沖縄や愛知、東京、大阪など12都府県。前回9日の発表と比較すると、新たに兵庫県が加わった。

流行は沖縄で3月、台湾から観光に来た30代の男性がはしかを発症したのが発端。県内では11日までに全国で最も多い97人が感染した。

はしかは非常に感染力が強く、発熱や発疹のほか、せきや目の充血などの症状が出る。厚労省は11日、特に重症化しやすい妊婦や0歳児の感染を防ぐため、接触することの多い病院や保育園の職員に2回の予防接種を徹底する方針を決定した。〔共同〕

2018年5月15日 11:04
日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO30513110V10C18A5CR0000

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