3年前、テレビ朝日のプロデューサーだった50代の男性が、心不全で死亡し、労働基準監督署から長時間労働による過労が原因だったとして労災認定されていたことがわかりました。

労災が認定されたのは、東京・港区のテレビ朝日で、ドラマのプロデューサーをしていて3年前に亡くなった50代の男性です。

テレビ朝日によりますと、男性は5年前、出張先のホテルで心臓の病気で倒れて病院に搬送され、その後、治療を続けていましたが、平成27年2月心不全で亡くなりました。

病気で倒れる直前の3か月間の時間外労働時間は、70時間から130時間に上っていたということで、3年前の7月労働基準監督署から死亡は、長時間労働による過労が原因だったとして労災と認定されたということです。

男性は、病気で倒れる直前、ドラマのロケや出張が重なり、長時間労働になっていたということです。テレビ朝日は「当社の社員が亡くなり、過労死認定されたことについて、極めて重く受け止めています。当社では、現在全社を挙げて『働き方改革』に取り組んでおり、社員の命と健康を守るための対策を、より一層進めていきます」とコメントをしています。



NHK 5月16日 23時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180516/k10011441091000.html