http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20180516/1090001765.html

05月16日 19時25分
ことし1月、酒を飲んで車を運転して事故を起こしたとして、芳賀地区広域行政事務組合消防本部は、20代の男性消防士を16日付けで懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、真岡消防署益子分署に勤務する20代の男性消防士です。
消防によりますとこの消防士は、ことし1月12日の夜から翌日の早朝にかけて少なくとも十数杯のビールやカクテルを飲み、そのまま車を運転して宇都宮市の路上で街路樹に衝突する事故を起こしました。

そのうえで車を放置して帰宅し、警察の捜査で事故や酒気帯び運転が明らかになったということです。
消防士は、今月2日に道路交通法違反で罰金55万円の略式命令を受けたということです。

消防は「消防士としてあるまじき行為だ」として、16日付けでこの男性消防士を懲戒免職の処分としました。
消防によりますと、消防士は「家族や職場の信頼をなくして申し訳ない。深く反省している」と話しているということです。
芳賀地区広域行政事務組合消防本部の稲田俊一消防長は「深くおわびを申し上げます。今回の事案を重大に受け止め、二度と起こらないよう綱紀粛正を徹底してまいります」とコメントしています。